村田沙耶香さんの「地球星人」読了。
コンビニ人間、消滅世界、殺人出産。
いつも、共感とも違う
でも
心のどこかで、
そんなことを言ってくれる人がいるのかという
少し嬉しい気持ちというか
この人の発想は、自分が蓋をしていた部分をくすぶられる。
今回もテーマは近いと思う。
でもラストに向かって、吐き気がした。
なんかしっくりこなかったからかもしれない。
宇宙人を貫くなら、地球星人の決めた禁忌を
あえてする必要はないような気がした。
地球星人に囚われてしまっていることから
解き放たれて欲しかった。
あと、齧るとかいうのが
今の自分には、常に痛みがあるので
そこまで疼いてくるようで
ちょっとダメだった。
この小説について誰かと話したい。
それに今の私は
一日置きの涙の通院。
ストレスマックスなので
よりによって
これを読むのはまずかったかもしれない。
これはインスタにも書いたが
夢の中で自分は凶暴化している。
隣で寝ている夫は私の寝言で目が覚めかけていたら
右ストレートが3発、布団の上から打ち込まれたらしい。
私も動いた自分にびっくりして、起きた。
夫は呆気にとられた顔をして、こちらを見ていた。
私はあの顔が忘れられないし、びっくりしすぎて笑いが出た。
俊敏だったらしい。
思い出しても、おかしい。
普段、プロレスとかも野蛮だと思っている。
(偏見で申し訳ないけど)
それで、殴る姿勢なんか一度もしたことないのに。
運動部に一度も所属したことがないくらい
体を動かすことに縁がないのに。
心の奥底というのは計り知れない。
寝言もここには書けないが、やばかった。
よくこの人は、こんな危険なところで
安眠できるなと感心する。
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